4連休最終日です。もう休み明けを想像してしまって少し憂鬱なキモトです。
働くことの意味にまで思いを馳せてしまいます。

さて、5月4日(日)に「たま。」ディベート勉強会「立論作成入門」が実施されました!

哀しさ漂うスティックのり
写真はテーブルの内側に落ちて諦められたスティックのり。哀愁が漂います。

「たま。」の勉強会は4回で1周するカリキュラムでできています。
4月に行われた「ジャッジ入門」の次のカリキュラムです。

1回ずつ完結するプログラムになっていて、
4回でディベートの基本的な知識を満遍なく学べるように作られています

来月は「反駁入門」の予定です。


ウォーミングアップ:フローシート書き取り練習


今日は座学に入る前に、フローシートを書く練習をしました。

相手に質問や反論をするためには、相手のスピーチを即時に理解し、
フローシートというメモにリアルタイムで記録することが非常に重要になります

今回は、主宰が読む立論スピーチを全員でフローシートに書き取り、解説するという訓練をしました。

黒板にフローシートを残すK氏
黒板にフローシートを残すK氏

フローシートの振り返り

書きにくい黒板でも効率よく要点をまとめていました

ディベートの非常に早いスピーチの要点を素早く紙に落とすのは非常に難しく
数回しかディベートに参加していない私は、まだ十分に書き取ることはできません

省略記号を使ったり、書く優先順位を決めるなどの工夫をしながら、
訓練して少しずつ慣れていくのが良いとのことでした。


座学開始!


今回は立論を自分で立てることがゴールです。
論題は、前回の定例会と同じ「日本は外国人労働者の受け入れを拡大すべきである」です。

同じテーマを違う角度で考えることができるので、論題に関する理解が深まります

座学では「立論の考え方」を学んだ後に、
「立論の原稿化」を一人ひとりが実践し、「立論の強化」の解説を受けました。
「立論の考え方」テキスト「立論の原稿化」テキスト
「立論の考え方」の一部と、「立論の原稿化」のページです。

「立論の考え方」の説明の途中では、
みんなでアイデア出しのブレインストーミングをしました。

ブレインストーミングの成果
今回の論題のアイデア出しでは黒板が埋め尽くされました!


立論づくり開始!


そして、ここからは個人ワークです。
先ほど出たアイデアを、立論の要素に落とし込みます。

発生過程・固有性・重要性それぞれのリンクマップの作成
発生過程・固有性・重要性(否定側の3要素)にまとめていきます。

参加者それぞれが立論を作り、
経験者に質問しながら立論をブラッシュアップしていきました。

PAP_0007
作業用に皆さんPCを持参しました。

PAP_0005
逆アングルもどうぞ。

実際に自分で作ってみると、
根拠が足りなかったり、
論理の繋がりが弱いことに気づいたり、
反論されたときに言い返せないような弱い立論になっていたり、
一筋縄ではいかないことを強く実感しました

次回の定例会も同じ論題なので、
もっと説得力のある主張をできるように
色んな角度の立論を作っていければと思います( ´_ゝ`)ノ


最後に・・・


今回は見学者2名に来ていただきました!

(最近、席の都合上で見学できないことが多くて申し訳ないですm(_  _)m)

勉強会は少し難しい内容も扱うので初めてではとっつきにくい部分もあったかもしれませんが
ディベートの面白さと奥深さを感じてもらえれば嬉しいなと思います。

次回の定例会の議題は先月と同じ「日本は外国人労働者の受け入れを拡大すべきである」です。

一度経験しているお題、かつ今回の勉強会で学んだことも踏まえてのディベートなので、
更に深く、面白い試合が見られる予感がします!楽しみです!

PAP_0008
お土産にいただいたみかん味のチョコレート。かわいい。