ディベートクラブ「たま。」

東京多摩地域を活動場所にして、
社会人や学生を中心に楽しく、和気あいあいと、
競技ディベートを行っている団体です★
どなたでも参加いただけます

「ディベート」の普及。


jap_siro近年のディベート普及の背景
 90年代頃より、日本では「教育ディベート」の普及が進んできました。その背景には、次のような社会の要請があります。
 
 1つ目は「国際化の進展」です。

 冷戦崩壊後、国際化により日本人が国際舞台に出る機会が増え、外国人とのコミュニケーションをとる機会が増えました。

 しかし、日本人と欧米人のコミュニケーションのとりかたの違いが問題となりました。

 欧米人は多様な人種、民族、宗教、文化の中で生活しているため、常に自己主張が求められます。

 それに対し、日本では、均質性が高いために、お互いの立場を察し、波風を立てないようにするといったコミュニケーションが行われます。

 この日本的コミュニケーションが、国際舞台では通用しない事態が生じてきたため、自己主張をできる人間を育てる目的で教育ディベートが注目されるようになりました。
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jap_siro高度情報化社会の到来
 背景の2つ目は、「高度情報化」です。

 高度情報化社会の到来により、情報が氾濫する時代となり、その中で、情報収集だけでなく、その情報をいかに分析して活用していくのかという情報処理の能力が問われるようになりました。

 そこで、物事を多角的に分析する訓練として教育ディベートが注目されるようになったのです。
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jap_siro企業研修としてのディベート
 以上のような背景の中、企業、公共団体での研修にディベートを用いる試みが活発化しました。

以下、いくつか例を挙げたいと思います。

 富士通株式会社では、グローバル化への対応策として、論理力強化のために96年から階層別の必須研修の一部としてディベート研修を行っています。

 日本電気株式会社
では、社内コミュニケーションの改善のために、希望者に対して研修を行っています。

 国際協力事業団(JICA)
では、開発援助の基礎知識、コミュニケーション能力、事務処理能力の向上など、さまざま能力の向上にディベートが有用であると考え、新入職員の研修で実施しています。

 東京ガス
では、90年度から「チャレンジ・プログラム」という自己啓発研修の一環で、ディベート研修をおこなっています。
これは、会社が研修の目的を設定するのではなく、社員が業務の遂行上のスキルアップのためという目的を自ら見出して研修を受けているのです。

 このように、多様な目的でディベート研修が行われていますが、企業はその目的において、ディベートをただのコミュニケーションのスキルとしてとらえるのではなく、それ以上の効果を期待しているといえるでしょう。


jap_siro学校教育としてのディベート
 90年代に入ると、学校教育の現場でディベートが用いられるようになります。

 教育雑誌ではディベートが取り上げられ、ディベート書の刊行により教育者の間でディベートが認知されるようになりました。

 また、現行の学習指導要領には、小、中、高校に一貫して「伝え合う力」の育成の重視が謳われました。こうした中で、ディベートを授業に活用していくことが増えてきたのです。


<参考文献>

矢野善郎「日本におけるディベートの『普及』と『発明』」『日本におけるディベートの普及について(2)』日本ディベート協会ホームページ、1999年

二杉孝司「ディベート普及の現段階」『日本におけるディベートの普及について(1)』日本ディベート協会ホームページ、1999年

鈴木健「時代が要請するディベート能力」『日本におけるディベートの普及について(1)』日本ディベート協会ホームページ、1999年

堤征秀「ディベート研修導入の実態」『ジェトロセンサー』50(594)、日本貿易振興機構、2000年

ディベートクラブ「たま。」の活動内容。

ディベートクラブ「たま。」は、次の4つを柱に活動を行っています。。

jap_siro月一回の定例会
 毎月、実際のディベートに触れることを主眼に活動を行っています。
2〜3か月で論題を変え、練習試合を行っています。
jap_siro月一回の勉強会
 毎月、初心者向けに早くディベートに慣れてもらうための活動を行っています。
ディベートの基礎についてのレクチャーや練習などを行っています。
4か月で一通りの基本が学べます。 
jap_siroディベート大会への出場
 ディベート能力を磨くため、希望者は以下のような大会へ出場します。 

・日本ディベート協会(JDA)主催、春季大会、秋季大会。
・全日本学生ディベート連盟(CoDA)主催、「全日本学生ディベート選手権大会」
・その他、各種大学ディベートサークル主催の大会等。
jap_siroディベート普及活動
日本語ディベートの普及を目指し、以下のような活動も行っています。

・学生向けディベート大会へのジャッジ・スタッフ派遣。
・中高大学生へのディベートレクチャー。 
・中高大学生のディベート支援活動。       

ごあいさつ

 この度は、ディベートクラブ「たま。」のブログへお越しいただき、誠にありがとうございます!

 ディベートクラブ「たま。」は、日本語競技ディベート経験者の社会人が中心となって、2009年3月に設立した団体です。

 設立者の同年代の友人の中には

「今、世間で起きていることは自分には関係ない。」

「自分がよければそれでいい」

と言った考えでいる若者が少なくありません。

 これは、現代社会を見渡しても、おそらく同じような状況であると思います。
 私達は同時代を生きる一人の青年としてこうした風潮を憂慮しています。

 民主主義社会である現代において、求められているのは、主体的に考え、建設的な批判精神を備えた、価値創造的な生き方のできる人間であると思います。

 私たち「たま。」は、そうした社会に有意な人材を輩出していくために、競技ディベートを通じて、主体的に考えていく人材を育てていきたいと思っています。

 とはいえ、競技ディベートというと、難しいといったイメージがもたれているのも事実だと思います。

 競技ディベートの普及を通じて、人材育成をしていくためにも、「たま。」では、誰もが能力を培える、「わかりやすく、楽しい」競技ディベートを目指していきます。
いくら、ためになると言っても、楽しくなければ、普及は困難だからです。

 2013年8月、第18回全国中学高校ディベート選手権大会(ディベート甲子園)において、ディベート普及活動の実績が認められ、当団体が「ディベート教育功労賞(パナソニック賞)」を受賞致しました。これを励みにさらなるディベートの普及活動に励んでおります。

 ディベートクラブ「たま。」の活動を通じて、一人でも多くの人が、競技ディベートを楽しみながら、能力を培っていくことができれば、これに勝る喜びはありません。 

ディベートクラブ「たま。」主宰
武 田 顕 司

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次回の活動

◆定例会

4/16(日)

13:00〜 国立
国分寺光プラザ 101
「ディベート入門」



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